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URLとは?ドメイン・パス・クエリなどアドレスの読み方

URLは、ブラウザがWeb上のページやデータへ向かうための場所指定です。https、ドメイン名、パス、クエリの読み方や検索キーワードとの違いを見通せる形にします。

URLとは?ドメイン・パス・クエリなどアドレスの読み方

30秒でわかる答え

URLは、ブラウザがWeb上のページやデータへ向かうための場所指定です。

TERM PRIMER

先に知っておく言葉

URL
Web上のページやファイルの場所を示す住所のような文字列です。
ドメイン
Webサイトの場所を人が覚えやすい名前で表したものです。例として example.com があります。
パス
URLの中で、サーバーのどの場所かを示す部分です。
クエリ
URLの「?」より後ろに付ける、並び順や検索語などの条件の指定です。
ブラウザ
Webサイトのデータを受け取り、人が読める画面として組み立てるアプリです。
HTTPS
HTTPの通信を暗号化して、より安全にやり取りするためのしくみです。

架空のURLを四つに分けてみる

次の架空URLを、四つに分けてみてください。

https://lab.example.com/guides/dns/?from=top

通信の方法: ______
ドメイン名: ______
ページの場所: ______
追加情報: ______

答えの例:

  • 通信の方法: https
  • ドメイン名: lab.example.com
  • ページの場所: /guides/dns/
  • 追加情報: from=top

URLの構成|ドメイン・パス・クエリ・フラグメント

よく見るURLは、次のように分けられます。

https://lab.example.com/guides/url/?from=top#quiz

部品例役割
スキームhttps://通信の方法を示す
ドメイン名lab.example.comサイトやサーバーの名前に近い部分
パス/guides/url/サイト内のページや場所を示す
クエリ?from=top検索条件や画面の状態などを渡す
フラグメント#quizページ内の特定位置を示すことがある

DNSが調べるのは、このうち通信先のホスト名に対応する情報です。パスやクエリを含むURL全文を一つのIPアドレスに変換するわけではありません。パスも、サーバーの中にあるフォルダをそのまま表すとは限りません。

#以降のフラグメントは、通常のHTTPリクエストには含まれません。ただし、ページのJavaScriptからは読めるため、秘密の情報を書ける場所ではありません。

最初は、スキーム、ドメイン名、パス、クエリの四つに分けられれば十分です。細かい部品は、必要になったときに少しずつ足せます。

イト

URLって、長い文字列に見えるけど、どこを読めばいいの?

ピコ

全部を暗記しなくていいよ。通信方法、ドメイン名、ページの場所に分けて読もう

ユイ

案内板の部品として見ると、画面のむこう側へ進む道が見えそうです

たとえば https://example.com/about/?from=top のような文字列には、通信の方法、サイトの名前、ページの場所、追加情報が含まれます。画面では一つの長い文字列に見えますが、部品に分けると読みやすくなります。

本編では、第39話「URLはページの住所?」の案内板をたとえにしながら、実際のブラウザでURLを見るときの確認ポイントまで見通せる形にします。

案内板のたとえと実際の仕組み

ブラウザはURLを読み、どの通信方法で、どのサイトへ、どのページやデータを取りに行くかを判断します。そのあと、DNSやHTTP/HTTPSなどの仕組みを使って、サーバーへリクエストを送ります。

「URLは住所」と説明されることがあります。このたとえは入口として便利です。ただし実際には、紙の住所と完全に同じではありません。サーバーやWebアプリの作り方によって、URLの見え方と内部の処理が一致しない場合もあります。

イトとユイとピコが、Webへの案内板を部品ごとの無地パネルに分けて見ている
URLは、通信方法やサイト名、ページの場所などに分けて読めるWeb上の場所指定です。

URLの役割をドメイン名とパスで分ける

URLを見るときに特に大事なのは、ドメイン名とパスを分けることです。

ドメイン名は、どのサイトへ向かうかの手がかりです。example.com のような部分がこれにあたります。パスは、そのサイト内のどのページや場所へ向かうかを示します。

たとえば次の二つは、ドメイン名が違います。

  • https://example.com/login/
  • https://example-login.example.net/

見た目が似ていても、向かうサイトが違う場合があります。ログイン、支払い、個人情報を入力する画面では、ドメイン名を落ち着いて確認することが大切です。

マコトとユイとピコが、安全確認机でサイト建物とその中のページ道順を分けて確認している
URLを見るときは、どのサイトへ向かうかを示すドメイン名と、サイト内の場所を示すパスを分けます。

マコト

パスの中に見慣れた名前があっても、ドメイン名が違えば別の場所かもしれないね

ピコ

そう。URLを見るときは、まずどのサイトへ向かっているかを分けよう

ブラウザがURLを読んだあと

URLを入力すると、ブラウザはいきなり画面を作るわけではありません。

まずURLの文字列を読み、通信方法、ドメイン名、パスなどを分けます。次に、ドメイン名をIPアドレスへ結びつけるためにDNSを使う場合があります。そのあと、HTTPやHTTPSの約束に沿ってサーバーへリクエストを送り、返ってきたHTML、CSS、画像、JavaScriptなどを画面に組み立てます。

大きく見ると、流れは次の通りです。

  1. ブラウザにURLを入力する
  2. ブラウザがURLの部品を読む
  3. ドメイン名を宛先の手がかりに変える
  4. サーバーへリクエストを送る
  5. 返ってきたデータを画面に表示する

この流れを知ると、URLはただの文字列ではなく、画面のむこう側へ進む入口だと分かります。URLを読んだあとに動くアプリ側の役割は、ブラウザとは でさらに分けて確認できます。

URLを使うWebと通信の土台の関係は、Webとインターネットの違い で確かめられます。

URLと検索キーワードの違い

ブラウザの上の欄には、URLも検索キーワードも入力できます。そのため、URLと検索が混ざりやすくなります。

URLは、目的地を直接指定するものです。検索キーワードは、候補を探してもらうための言葉です。

たとえば、https://example.com/ と入れた場合は、そのURLへ向かいます。一方で、「URLとは」と入れた場合は、検索エンジンに候補を探してもらうことがあります。

同じ入力欄を使っていても、目的は違います。直接行きたい場所が分かっているときはURL、候補を探したいときは検索キーワード、と分けると説明しやすくなります。

URLのリンク先を確認するときのポイント

URLを見るときは、すべての文字を毎回細かく読む必要はありません。けれど、重要な操作をする場合は、次の順に確認すると落ち着きます。

  • https:// から始まるかを見る
  • ドメイン名が見覚えのあるものか確認する
  • 似せた文字や余計な単語が混ざっていないか見る
  • パスがログイン、支払い、設定など何のページか読む
  • ? 以降の長い文字列を、必要以上に信用しすぎない

https は通信を暗号化する手がかりになりますが、それだけでサイトの内容が信頼できるとは言い切れません。ドメイン名や画面の文脈も一緒に確認します。

URLの確認クイズ

Q1. URLは何を示すものですか?

A. Web上のページやデータへ向かうための場所指定です。

Q2. ドメイン名は何の手がかりですか?

A. どのサイトやサーバーへ向かうかの手がかりです。

Q3. ? 以降はいつも危険ですか?

A. いいえ。検索条件や画面の状態を渡すために使われることがあります。ただし、重要な操作ではURL全体の文脈を確認します。

LAB WHITEBOARD

自分の言葉で説明してみよう

「URLを通信方法、ドメイン名、パス、追加情報に分け、Web上の場所指定として説明できるようになる。」を、いまの自分の言葉で一文にしてみてください。途中の説明でも大丈夫です。

参考資料

内容の最終確認日: